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鉄輪温泉
渋の湯
入浴営業時間 6:30〜21:00
入浴料金 ¥100
渋の湯は、いでゆ坂,湯けむり通り,筋湯通りが交差する、鉄輪温泉の中心に建つ共同浴場です。
ここは、2006年5月、向かいの元湯と統合化した際に有料化した浴場で、組合員以外は6つあるロッカーの利用料として¥100を払うことになりました。なお、組合員は脱衣箱を使用し、手前の竹筒に名札を差すようにしているとのこと。
浴場内は以前と変わらぬ脱衣場と風呂場の一体形。風呂場は石張りで、奥の湯口に向かって細長い湯舟が伸びています。先ず湯舟のお湯で掛け湯をしてみますと暖かいことしきり。口に入ると鉄輪らしい塩気の温泉味がします。
入らせてもらったお湯は湯温44.5℃を越えていて、表面を熱い湯膜が漂ってきますが、滑らかな柔らか湯とあって、そこそこゆったり入れます。また、塩気の温泉成分が体に染みてよく暖まり、上々の気分になるお湯です。
湯上がりは、一時体が上気してきましたが、窓から入る風により、すぐすっきりします。なお、ここは、高温の源泉が竹枝を伝って落ちる間に冷却される「竹製の冷却装置」を窓側に備えていて、帰途いでゆ坂を上りながら施設の裏手を見ますと、大量の湯気が上がっていました。
(2011/02/13 14.00 前回 2004/11/06)
〔源泉名〕別府市営渋の湯温泉
〔泉 質〕Na−塩化物泉
〔源泉温度〕87.1℃,使用位置:83.6℃
〔成分総計〕4.402
g/kg
平成10年7月22日調査
〔浴場の形態〕男女別内風呂
〔公共交通アクセス〕亀の井バス 鉄輪BC下車 徒歩約4分