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関金温泉
関の湯

TEL 0858-45-3186

入浴営業時間　4/1〜9/30 　6:30〜21:00
　　　　　　　　　 10/1〜3/31　7:00〜21:00
入浴料金　　￥200

関の湯は、旅館"温清楼"のそばにちょこんと建つ共同浴場。関金の温泉街に入ると、「日本百名湯 関金温泉 源泉掛け流し 関の湯」と書かれた幟が要所に立っていて、幟にを見ながら緩い坂道を上って着きました。小振りですが、瓦屋根・白壁の外観がいい元湯の湯小屋です。

引き戸を開けて上がった板の間の正面が受付で、左手に小さめの脱衣場。座台のすぐそばに12庫の脱衣箱が並んでいて、引き戸には「足元注意。体をよく拭いてお上がり下さい。」との注意書きが貼ってあります。

入った風呂場には地元の方が２人。橙色のタイル張りの床に足を置くと、ややつるりとしていて、滑りそう。入るのにも注意が必要なようです。

湯舟は仕切り壁側にあって、1.6×1.4mほどの大きさ。３人入ればいっぱいの大きさです。湯舟にはパイプ湯口から勢いよく源泉が注がれていて、穴あき鉄板を敷いた排湯溝にオーバーフロー湯が流れ込む、掛け流しになっています。

掛け湯をしてほどよく暖まった後に入らせてもらったお湯は、一浴してわかる柔らかさが魅力。そして強さもあるホンモノのお湯で、何ともいい入浴感があります。湯温は39℃とややぬるめでしたが、いいお湯をじっくり味わうのにちょうどよく、肌触りのいい新鮮湯を十分楽しめました。

湯口のそばには”飲泉可”の札が掛けてあり、飲泉してみますと、ほぼ無味ながら甘味があり、味もいいお湯です。

（2008/03/20　15:44)


〔源泉名〕関の湯
〔湧出地〕鳥取県東伯郡関金町大字関金宿字湯谷1227-1
〔泉　質〕単純放射能泉
〔湧出量〕22.3 L/min
〔泉　温〕45.7℃
〔水素イオン濃度〕pH 7.8
〔蒸発残留物〕0.508 g/kg
〔成分総計〕551.9 mg/kg
　　　　　（Na: 145.5, Ca: 13.6, Cl: 109.1, SO4: 105.1, HCO3: 96.2, H2SiO3: 27.8 mg/kg）
　　平成４年７月23日分析
〔浴場の形態〕男女別内風呂
〔公共交通アクセス〕日ノ丸バス 関金温泉下車 徒歩約５分