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氏家松島温泉
乙女の湯

TEL 028-682-2266

入浴営業時間　10:00〜21:30 （月曜定休）
入浴料金　￥700

松島温泉／乙女の湯は、荒川の流れに近い田園地帯に建つ温泉施設。日帰り入浴の他、湯治泊が可能です。ここへは氏家駅から送迎バスが出ていますが、乗り遅れてしまい、喜連川温泉入浴後、徒歩プラス地元の方の車に乗せていただいて着きました。

受付で入浴料を支払った後、帰りの送迎車（15:30発）の予約。ここは送迎をしてもらえますので、入浴料金￥700もそれほど高くない気がします。63番のロッカーキーを受け取って、まずは大広間に入って一休み。冷水を飲むと汗がどっと吹き出てきます。脱衣所内は、ロッカーが多いせいもあって狭く感じまが、縦長のロッカーにはデイパックと衣服の両方をいれることができて、これは有用です。

先客が８人いる風呂場はタイル張りですが、湯小屋は木造りでなかなかいい雰囲気。洗い場には、６つのシャワーカランがあり、１つを使って汗を流したあと、早速お湯に入らせてもらいます。

湯舟は約2.4×3.4mの大きさ。湯温40℃弱のほんのり黄色がかった透明湯が張ってあって、ぬるっとしてつるり、いい肌触りです。また、いい湯加減とあって、ゆったりお湯に浸かることができて、しばらく入っていると幸せ気分になってきます。奧には大石が置いてあり、その下に湯口。飲用してみますと、ややえぐみの軽い温泉味がします。雰囲気もよく、いい掛け流しのお湯を楽しめました。

続いては露天風呂。内湯棟から外に出ますと、笠が６つ掛けてあり、日除け，雨よけ用にいい配慮。でもわたしは、タオルを頭の上にのせて日除けとします。温泉ではやはり頭にタオルが合うと思います。

石組みの湯舟には先客が６人。音は悪いもののモーツァルトの音楽をオムニバス風に流していて、湯温39.5℃のつるり湯とけっこう合う感じがします。日射しの強い日ですが、ぬるめのお湯とあって、ちょうどいい湯加減。いい長湯を楽しめます。また、ここは、湯舟の奧に庭園風の休み場が広がっていて、大石の上に腰を下ろしてゆったりできました。

湯上がりはべとつきがあり、汗の量も多く、のどがからから。大広間に入って冷えたほうじ茶をまず３杯。そして、ざるそばをいただきます。わさびがたっぷり利いた蕎麦は、お腹にすんなり入っていい味。湯浴みの後のいい昼食となりました。

（2004/09/19　12:50)


〔源泉名〕氏家温泉（源泉名 乙女の湯 松島温泉）
〔湧出地〕栃木県塩谷郡氏家町大字松島字笹山道南849番地
〔泉　質〕アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性温泉）
〔源泉温度〕39.7℃（気温5℃）
〔湧出量〕255.1 L/min（動力揚湯）
〔水素イオン濃度〕pH 9.2
〔知覚的試験〕無色澄明および無味無臭である
〔成分総計〕0.443 g/kg
〔蒸発残留物〕302.4 mg/kg
　　　平成12年2月29日調査
〔浴場の形態〕男女別内風呂・露天風呂
〔交通アクセス〕ＪＲ氏家駅より送迎　往路：10:15，復路：15:30