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碇ヶ関温泉郷
あづましの宿 関の湯

TEL 0172-45-2244

入浴営業時間　11:00〜21:00
入浴料金　　￥500

関の湯は、平川に掛かる”いざよい橋”を渡って、少し進んだ場所に建つ和風旅館。あづましの宿とは居心地がいい宿の意だそうです。

２階にある浴場は、"里の湯"，"山の湯"と名付けられていて、男女日替わり。本日は奇数日とのことで里の湯に入ります。脱衣所にはロッカー20庫，脱衣箱28庫，そして洗面台が５つ。明治の瓶牛乳の自販機まで備えていて、入り組んでいるものの、そこそこ広めの造りになっています。

内風呂は広々としていて、窓側に大湯舟と小湯舟が二槽。対面がシャワーカラン10を備えた洗い場になっていて、ほんのりカルキ臭が漂っています。

先ずお湯をいただいたのが、湯温39.5℃の大湯舟。大きめの通常湯口の他、側壁にジェット噴流の湯口、そして奥に吸い込み口がある循環風呂です。入らせてもらうと、ちょいねたつきがあるものの薄めのお湯で、ゆったり入りたかったのですが、カルキ臭が鼻を突いてきて即退散。左手の小湯舟に入ります。

小湯舟は掛け流しになっていて、湯温40.5℃。ややつるりとしてほどよい新鮮さがあり、腕には大粒の泡が付いています。適度な濃さをもち、ここでは一番いいお湯に感じました。続いては飲泉。湯口からのお湯を飲んでみますと、やや塩気の温泉味で、後に苦味が残りました。

左手のドアを開けると、庭園を望みながら入れる半露天風呂があります。
こちらもそこそこ広めの造りになっていて。爽やかな風が入ってきます。曲線を生かした細長い湯舟には綺麗な透明湯が張ってあり、湯温39.7℃。湯口からの湯量は少ないものの掛け流しです。やはり特徴の薄いお湯でしたが、柔らかな浴感がいい、癒しの湯です。

入浴客も少なく静かな湯浴みを楽しめましたが、風呂場内の座台に座って一服していると、小虫が体をねらってきました。

（2008/08/15　10:45)


〔源泉名〕三笠山３号源泉
〔泉　質〕Na・Ca−塩化物泉
〔泉　温〕55.5℃（使用位置53℃）
〔主要成分〕Na: 278, K: 15.4, Ca: 65, Cl: 487.9, SO4: 48.4, HCO3: 61.0, Fe(I): 0.4,
　　　　　　　　　 H2SiO3: 101.3, HBO2: 11.3, CO2: 7.3 mg/kg
〔浴場の形態〕男女別内風呂・露天風呂
〔公共交通アクセス〕JR碇ヶ関駅下車 徒歩約12分