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さんない温泉


TEL 0177-66-0185

入浴営業時間
 7:00〜21:00
入浴料金  \350

さんない温泉へは、青森駅から10分ほど歩いた古川バス停Cから岩渡行きバスに乗って向かいます。13分ほどで三内霊園の先にある三内温泉前バス停に着き、ここから少し歩いて"さんない温泉"に着きました。温泉前は広い駐車場になっていて、自転車置き場を備えています。
脱衣場
施設内に入り、券売機に\350を入れて入浴券を買い、受付の女性に渡して、左手の脱衣所に入ります。
広めの脱衣所には、窓側と中央にクリーム色の脱衣箱が
60庫。天井の大扇風機が回っていて、その下にガムテープで補修した休憩用の長椅子があります。また、脱衣箱の周りはそこそこ広く、湯上がりにゆったりできました。

ドアを開けると、熱気と硫黄臭が漂ってくる蒲鉾形の風呂場。左手がシャワーカラン12の洗い場、右手に大きな湯舟が伸びていて、仕切り上部の湯口から一条の湯滝となってお湯が注がれています。

湯舟湯舟には白緑色を呈した存在感のある食塩硫化水素泉が張ってあり、縁と床の一部が白く染まっていて、湯舟の側壁をこすると付着物がぽろっと落ちました。


ここは、地下 750mから汲み上げた源泉をまったく手を加えず、そのままの状態で利用しているとのこと。先ず、湯口からのお湯を桶に入れて顔を洗ってみますと、けっこういい肌触りながら、口に入るとかなりの塩辛味がします。

浴感も強く、濃い高張泉のお湯はかなり強烈。ずっしりとした感じがしますが、お湯はけっこう新鮮、いい気持ちです。また、ここは湯舟が大きくて熱容量が大きいせいか体の芯まで暖まり、温泉成分がじんじん染みこんでくる気がします。

なお、昼前のこの時間帯は入浴客もほどほど。地元の方が思い思いに体を洗い、お湯に浸かっていて、湯舟の縁の上でトド状態になっている方もいらっしゃいました。

湯上がりは汗がたっぷり出ましたが、着衣して外に出ると鈴虫が鳴いていて気分も爽やか。濃くて強力、かなり個性的なお湯でしたが、浴感・浴後感ともによかったです。

(2007/09/09 11:27)


〔源泉名〕三内ヘルスセンター温泉
〔泉 質〕含硫黄−Na−塩化物泉
〔泉 温〕源泉46℃,使用位置45℃
〔成分総計〕14.68 g/kg 〔溶存物総計〕14.6 g/kg
     (Na: 5,000, K:260, Mg: 190, Ca: 220, Cl: 8,155, SO4: 113.7,
          HCO3: 482.1,
H
2SiO3: 115.6, H2S: 40, CO2: 39.6 mg/kg
  平成4年12月18日分析 
〔浴場の形態〕男女別内風呂
〔公共交通アクセス〕青森市営バス 三内温泉前下車 徒歩約2分